たまに、だが
観たいものが同じ日に重なることがある。
先月4月9日がそんな日。
姫路キャスパホールで「イッセー尾形のこれからの生活2011in姫路」
兵庫県立芸術文化センターで「焼肉ドラゴン」

当初はイッセーさんだけという決断をしたのだが、
日頃から「お芝居大好きつくもあおいが…」と言っているとかなりの確率で
「チケット突然キャンセルが出たんだけど行く?」
とお誘いがかかったりする。
今回も奇跡の一枚にお声がかかった。
イッセーさんは14時開演→「焼肉ドラゴン」は18時開演

「ん!行けるかも」

果たしてこの日は列車の遅延も無く、県立芸術文化センターに到着したのは開演25分前。
余裕のハシゴと相成った。
いやしかし頑張って良かった。
観終わった後に満足感というか充足感というか観てよかった感に包まれた。

「イッセー尾形のこれからの生活2011in姫路」は、ひとり芝居。
ステージの中央に平台がぽつんと置かれているだけという非常にシンプルなつくりの舞台だが
下手に公開楽屋が用意されているのがお楽しみ。
つまりは舞台上で着替えやメイクなどを見せてくれるという仕掛けで、これがいい。
イッセーさんの意外に(失礼)美しい均整のとれたカラダに見とれつつ、
次に出てくるであろうキャラクターを想像したり、
イッセーさんの厳しい表情にミョーに高まってくる緊張感を味わったり。
そして準備がすんで平台に戻ってくるイッセーさん。
着替えBGMが突如終わり、暗転して、パッと舞台が明るくなったその瞬間
さっきまでと違うキャラクターがそこにいて、観客は驚くと同時についつい笑ってしまう。
そんな調子でいったい何人を演じたんだろう…
女子中学生、ビートルズのそっくりショーのタレント、三越に買い物に来たおばちゃん、
コピーライター、孫を精一杯もてなす田舎のおじいちゃん、お面芝居をする芸人、
北国のバーで長年頑張るひとみちゃん
…まだいたような気もする。
それぞれのキャラクターは立ち居振る舞いからして全くの別人に感じるから畏れ入る。
役者なら当然だとは思わない。
ガハガハと笑いながら、その芸の素晴らしさにため息が出る。
2時間があっっっちゅう間に過ぎた。
電車の時刻を心配してたはずなのに、時間を忘れてイッセー尾形の世界に浸ることができた。
さて、電車に飛び乗り、神戸へ。
続きは後半で…