珍しくライブリポート?!

先日「あの日のときめきカフェテラス」にも電話出演してくださった崎谷健次郎さんのライブに行ってきた。

雨の大阪 ミスターケリーズは満杯で途中立ち上がろうにも隣の人を殴るか蹴るかグラスを倒すかしそうで自主規制。前方の席の皆さんは最後は立ち上がってたけど私の周囲は難しかったようで。ギュウギュウの熱い空間だった…。

今回のライブのテーマはLook back over the past

今まで頑張って走ってきて、これからも先に進んでいく前に少しだけ過去を振り返ってみるということなのかな。

このライブに合わせて彼のファーストアルバムもリマスター復刻盤として復活。ネット通販でCDがよく売れているのだそうで。もちろん私も買い求めたのだが未発表曲デモ音源を始めボーナストラックや参加アーティストのクレジット(かなり豪華メンバー♪)が一曲ごとに書かれていたり、ファン心をくすぐる1枚。

何よりLPをカセットテープにダビングして愛聴していた津雲には、後のCD盤でも感慨深かったけれど、この度のリマスターは音と同時に記憶まで鮮やかに甦ってきてゲンキのBスタジオで、しばし「るっくおーばーざぱすと」しながらしみじみ泣いていた次第(スタジオに入ってきたスタッフはみんな引いてた…ごめんよ)。

さて、そのアルバムの曲を全曲やってしまうという今回のライブ。崎谷さんの打ち込みもありつつ彼のピアノと須磨和声さんのバイオリン、浜崎賢太さんのベースの3人構成で、なのでまた違う味わいだった。

再現ライブ、というよりカバーライブだったのではないのかな。バイオリン、不思議な音を出してたし、さすがのアレンジャー崎谷氏と言うべきか。

もちろんアルバムの方が個人的には気に入ってるアレンジの曲もあるけれどライブはナマモノで別のお楽しみもあるわけで。

そして高校生の頃の津雲はあまり好きでなかった「愛されてもいない」が気に入ったり、好きだったけど昔はそんなに泣かされなかった「瓶の中の少年」に涙をこぼし、と自分の受け止め方も変化したのかもしれない。

ライブの中で印象的だったのは崎谷さんのトーク。ファーストアルバム「DIFFERENCE 」の時の自分を「彼」と呼んで、「よく頑張ってたなぁ」と同じアーテイストとしての目線で語っていて。

というと不思議な表現だけれどそんな感じで見つめている気がして微笑ましく思えたりした。

舞台の再演なども同じメンバーでも演出が違ったら変わるし、メンバーの年齢や立ち位置の変化でも変わると思うし、その辺りは表現者の皆様は同じ感覚を共有できるかもしれない。少しだけ羨ましい(もちろんその何千倍も苦しみがあるのは分かってるから羨ましいのは少しだけ)。

頑張ってきて、ちょっと振り返って。

あの時のきらめきを、青さを、苦さを思い出して。

またこれからの豊かな人生を一緒に歩いていこう。

そんなエールに思えた一夜だった。