ヒトの頭の中はどうなっているのだろうか?
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「そこには宇宙がある」と聞いたことがあるような気もするし、コンピューターのように電気的信号が回路の間で交わされてると聞いたことがあるような気もする。

…およそ「気まぐれ~」らしからぬ話ですみません。
まぁ、こんな脈絡のない話、このページを読んでる人は慣れっこですよねー。

先日、イーグレひめじのアートホールで上演された劇団天狼星計画の舞台
「Nirvana(ニルヴァーナ)」を拝見しました。
チラシでタイトルを見たときに、なんとなく予感はあったんです。手強そう、という。
そもそも、ニルヴァーナと言えばバンド、いやいやそうでなくて、
えーと、【涅槃】ですよ。ネハン。
この言葉から連想されるのはあっちの世界、悟りの境地、あと、ぐるぐる。
…もしかしたら曼荼羅とごっちゃになってるかもしれないけど、とにかく繰り返されるイメージ。
楽園という単語も浮かびました。
チラシには地球と卵の殻の絵と、キャスト、スタッフの名前。
そして、【コント協力】として数名の脚本家の方の名も。…コント。コメディなのか???
…さらに稽古風景としてFacebookに載る怪しげな写真の数々…。
頭の中を「?」やら「謎」といった文字と記号が飛び交っている状態で会場に入りました。

ある研究者のもとに一人の刑事が現れ、捜査協力を依頼する。
事件(?)に巻き込まれ意識不明の関係者の脳にある情報を見たいという。
<脳の情報は混沌として意味を為さないもの、ナンセンスなコントみたいなものもある>
…という前提条件を理解した上で刑事と研究者はその人物の脳の中をのぞきにいく…。

こんな感じでストーリーは始まるのですが、そう、ヒトの脳の中は、カオスなんですね。
怪人、ヒーロー、魔法使い、戦隊ヒロイン…誰もが通過したであろう幼き日の思い出。
そんなカオスがコントのように私達の前に現れては消え、また別の混沌が現れます。
見ている私達はそれが、事件とは関係ないナンセンスなコントだと笑いますが、
もしかしたらそこに事件(?)のヒントを無意識に探してしまったりもしていたかも。

やがて、現実と研究者と脳の中をのぞかれている人物と、
夢と記憶とコントと刑事と魔王とヒーローと魔法とアイドルと仮想現実とが
縄のように巻かれ、結ばれ…。

何度も出てくる黒い装束と黒い傘。
黒は喪の色、死を想起させ、傘は降る雨から身を守り、隠し、くるくると回る…。

だんだん何を書きたいのかわからなくなってきました。

観終わってからも謎を解き続けていたいような答えがさっさと知りたいような、
答えなんて無いのは最初から解っていたような、
不思議なモヤモヤ感を抱きながら帰途につきました。

私達が現実だと、本物だと思い込んでいるものの中には
もしかしたら夢や現実によく似た嘘が紛れ込んでいたり、
北村薫の小説「ループ」のように
実はずっと同じことを繰り返して一歩も進んでいないのに気が付いていないのかもしれない、
と一瞬思って背中に寒いものが走りました。

ま、その夜は加古川であったDJ RIGOさん(木曜19時~放送の「GROOVE  ROOM」でおなじみ)の
DJ20周年パーティーで、幾度も繰り返される懐かし系のグルーヴ(照)に酔いしれたんですけどね♪