下書きのまま放置していたというこのなんとも中途半端な感じがもう…。

間に観た舞台は全部ふっとばして。

5月19日(土)・20日(日)

イーグレひめじあいめっせホールで開催された舞台「リバウンド」を観てきた。

5月25日(金)・26日(土)・27日(日)に開催のひめじ国際短編映画祭2012のプレイベントとしての上演ということで、上演前にはスクリーンに映画祭PRが。

そう、あいめっせの舞台で幕がかかっていたり、そこにスクリーンがあったりなんてのは初めて見たのだけど、いい暇つぶし(失礼)になった。

上演前のお楽しみといえば、写真にもちらりと写っているけどパンフレット。今回のはえらく「気合い」を感じる「読み物」だった。

作者の鄭 義信さんを囲んでの座談会とか稽古中のスナップとか。お金ももちろんかかっていそうな豪華版だけれど(特に座談会の主役?焼肉代とかwww)それよりなにより、観客への感謝だったり「舞台を楽しんでねっ!」という想いだったりが伝わってくるパンフレットなんである。愛やね、愛。

そもそも、友人知人がいろんな場面で協力をしていて、受付にも会場案内にも客席にも会場アナウンスにもいるもんだから、なんだか不思議な感じがするんだわ。文化祭とか大学祭を思い出させるというか。

…なかなか本題に入れない。

さて、「リバウンド」である。

もともと、「富士見町アパートメント」という舞台(企画?)のために書かれたものらしい。同じアパートを舞台に4人の作家が1時間程度の戯曲を書き、上演するというもの。

鄭 義信さんはこのアパートに、3人組のコーラスガールの一人を住まわせた。菊子は3人の中でも中心人物的位置付けで、多分いちばん懐が深く、多分いちばん気が弱く、多分いちばん優しい。

そんな彼女と、オーディションで知り合って意気投合する2人、瑞穂と弥生。この運命共同体のはずの3人の人生が20年たっていろいろと…というお話。

彼女たちの名前からして性格が違うのがわかる気がする。名は体をあらわすのぢゃ。菊子は秋。瑞穂は夏。弥生は春。でもだからこそいいトリオだったのかなとも思う。

そもそも3人組ってのは三銃士やら御三家やらキャンディーズやらPerfumeやら…古今東西 山ほどいて、おそらくはバランスが安定している最小単位なのだろう。この内の一人が欠けるとギクシャクしてくると思われ…ま、そんなストーリーである。

本題に入れたかどうかは別として。

この舞台美術はリアルだった。台所は台所だったし、和室は和室だったし。ホントに住めると思う。他のホールではここまで作りこんだのを観たことはあったけれど、あいめっせでこんなんできるんやー。とびっくり。

あとね、女性は40代にもなるとホントにいろいろあるわけだ(実感)。そんないろいろが散りばめられている作品で、私は結構泣かされた。これをさあ、男性である鄭さんが脚本書いて、男性である松岡さんが演出したのか…と思うと不思議。

でもね、泣く演技は難しい。テレビだとぽろりと一粒流せばいいけど舞台は身体全体で泣かないとわかんないもんね。

そんでもってね、最後は泣き笑いだった。

…あ、そうそう。舞台に散らばっていた段ボール。うちの姉の引越で使ったヤツなんだけどミョーにそこばっかり目が行って、なんだか舞台で浮いてないかとそれが気がかりだった。菊子ならばスーパーでもらってきた「ハクサイ」とか「みかん」の箱の方がそれっぽくないだろうかとか。

でも先日、女優 船戸香里さんに聞いたら「え?段ボール?気にならなかった〜」と言っていたのでひと安心。浮いてなかったみたい。

ま、そんなことでね。こんなんでもよければまた更新するわー。