劇場は非日常を味わえる場所。
たくさんの人々が、それぞれの日常の様々なことを一旦忘れて
ひとときの夢の世界に遊ぶところ。

…なんであるが、
先日(といってものんびりしている間にひと月以上たっちゃった。)のこと
そんな場所がいつもと違う雰囲気になっている状況を拝見する機会に恵まれた。

10月22日。翌日から「マンマ・ミーア!」が開幕する劇団四季の京都劇場で公開舞台稽古が行われるとのことで、幸運にもお声掛けをいただきお邪魔してきた。

いつもはいっぱいの客席も、この日いたのは報道関係者とスタッフの方だけ。
不思議な緊張感が漂っている。
我々は上手後方のブロックにいるように指示を受け、テレビカメラなどに邪魔にならないようちょこんと座って、始まるのを待っていた。

始まる15分くらい前だろうか、客席中ほどにキャストやスタッフの皆さんが集まってきた。
その中心には…おお、浅利慶太氏。
なぜか「本物だあ…」という変な感想を抱きつつ見守っていると、その浅利さんがこちらに歩いて来られて
「好きなところに座っていただいていいですよ。どうぞどうぞ。」
と我々上手後方ブロック隊に言われたのだ。
せっかく言われて動かなかったらそれも申し訳ないということでごそごそと前方に移動した。
振り返るとさすがにテレビカメラは動けないみたいだった。
こんな時、身軽なラジオって素敵w
しかし申し訳ないほどに簡単機材で来てしまった。

簡易ICレコーダー1台のみ。外部マイクなし。すみません。

だって、そんなに録れると思ってなかったし。すみません。

そんなこんなで始まった「マンマ・ミーア」。
京都劇場開場10周年記念公演と銘うっての上演である。
この作品、実は以前名古屋まで観に行ったことがあった。
その年、メリル・ストリープ主演で映画化もされるということで
「マンマ・ミーア年やねん」
と勝手に決めてお正月に観に行ったんだった。

その時とはキャストはもちろんセットや演出とかも変わっていた。
ここが面白いところだし、何度も観てしまう所以なわけだけれど。

今回主役のドナを演じている女優さんは以前ドナの娘役を演じていたという。
長くやっている演目ってこういうことがあるんだな。
ABBAのメロディにのせて繰り広げられるドタバタラブコメディ、
でもホロリとさせる親子の愛。じんわりくる大人の愛。
そしてぐっとくる友情…。

来年3月までは延長が決定しているらしいですぜ。
あなたもぜひ非日常の空間へ。